インターネットの黎明期からインターネットが音楽業界の仕組みを変える可能性を感じ、大学院修了後に結成したYMOでは、コンピューターを活用して音楽づくりをした坂本龍一(1952~2023)。インターネットライブの実施や、1996年のメディア・アーティストの岩井俊雄とのコラボレーションをはじめ、2000年代以降は、カールステン・ニコライ、高谷史郎、真鍋大度、毛利悠子といったアーティストとのインスタレーション制作など、現代美術からメディア・アートの分野でも多くの作品を制作した。
本展は、坂本を追悼し坂本の遺したメディア・アート分野における功績を改めて知る機会となる。
テクノポップユニット Perfume やサカナクションのライヴ演出などでも知られるメディア・アーティストでありプログラマー、映像作家としても活躍する真鍋大度を共同キュレーターに迎え、坂本の遺した演奏データをもとにした作品や国内外のアーティストとのコラボ作品、併せてICC での展示などの記録によって構成される。
「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」
開催期間:2023年12月16日(土)~2024年3月10日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーA
(新宿区西新宿-20-2 東京オペラシティタワー4階)
開館時間:午前11時 〜 午後 6 時 (入館は閉館の30分前まで)
入場料:一般800円、大学生 600円
*障害者手帳をお持ちの方および付添1 名 、 65 歳以上の方と高校生以下、ICC年間パスポートをお持ちの方は無料
*予約方法の詳細は、後日ICC ウェブサイトにて。
休館日:毎週月曜日、 年末年始( 12/28 〜 1/4 、2/11 月曜日が祝日もしくは振替休日の場合、翌日が休館日となる)
最新情報、予約方法は、ICCウェブサイト(https://www.ntticc.or.jp/)などをご覧ください。