独特のファンタジーと猫のキャラクターで知られる漫画家ますむらひろしが、新たな研究成果を踏まえ宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を漫画化。ますむらひろし最新作の『銀河鉄道の夜・四次稿編』は、全4巻・約600頁からなり、本展覧会では、そのうち既刊の第1巻・第2巻の漫画生原稿と創作資料、メモ、ラフスケッチなどを展示し、ますむらひろしによる「銀河鉄道の夜」の世界を紹介します。
ますむらひろし プロフィール
1952年山形県米沢市生まれ。初めて描いた漫画『霧にむせぶ夜』で1973年に第5回手塚賞準入選。同年『1975』で「月刊ガロ」に入選、1975年に同誌で『ヨネザアド物語』を発表。1976年から「月刊マンガ少年」に『アタゴオル物語』を発表し、同作は初期代表作となり長期に渡ってシリーズ化された。1997年に日本漫画家協会大賞受賞。1983年からは宮沢賢治の作品を多数漫画化し、その功績により2001年に宮沢賢治学会イーハトーブ賞を受賞。
展覧会名:ますむらひろしの 銀河鉄道の夜―前編
会期:2023年1月28日(土)〜3月26日(日)
会場:八王子市夢美術館 (東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F)
お問い合わせ:TEL.042-621-6777
時間:午前10時から午後7時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 700円 学生・65歳以上 350円 中学生以下無料
【八王子市夢美術館|公式サイト】https://www.yumebi.com