ミレーの美術館として知られる山梨県立美術館では、7月1日(土)~8月27日(日)の期間、9年ぶりに「ミレー展」が開催される。ジャン=フランソワ・ミレー(1814 ~75 )は、産業革命以降、急速に近代化が進展する 19 世紀のフランスにおいて、自然と共に生きる農民の営みを描き続けた画家である。山梨県立美術館では、開館時に代表作《種をまく人》を収蔵して以来、自然豊かな県を象徴するコレクションとして、ミレー作品の収集を継続してきた。
開館45 周年を記念して開催する本展では、ミレーの作品と共に、私たちと同じ時代を生きる4人の現代作家の作品を展観する企画となっている。
構成は4章からなりミレー作品のテーマに呼応する形で、「移動、創造」山縣良和、「大地」淺井裕介、「再生、循環」丸山純子、「人、家畜、生活」志村信裕の作品が展示される。
また、各作家が自身の作品の前で作品解説を行うイベントも予定されている。
丸山純子 日時 7月8日(土) 14:00~
志村信裕 日時 7月22日(土) 14:00~
淺井裕介 日時 8月6日(日) 11:00~
山縣良和 日時 8月20日(日) 11:00~
ミレーと 4 人の現代作家たち 種にはじまる世界のかたち
会場: 山梨県立美術館 特別展示室(山梨県甲府市貢川 1 4 27)
会期: 2023 年 7 月 1 日 (土)~ 8 月 27 日( 日)
休館 日: 月曜日 (7 月 17 日、8月 14 日は開館 、7月 18 日( 火)休館
開館時間:9:00 ~17:00 (入館は 16:30 まで)
観覧料:一般1000 円、大学生500 円、高校生以下の児童・ 生徒は無料( 高校生は生徒手帳持参
*県内65 歳以上の方は無料 健康保険証等持参)
お問い合わせ:TEL 055 -228 -3322