古代ギリシア最大の彫刻家プラクシテレスの作品に基づく美しい女神像といえば、仏パリのルーヴル美術館に収蔵される《ミロのヴィーナス》、伊フィレンツェにあるウフィッツィ美術館の《メディチのヴィーナス》、そして伊ローマのカピトリーノ美術館所蔵の《カピトリーノのヴィーナス》が古代ヴィーナス像の傑作として知られています。このたび、カピトリーノ美術館以外では滅多に見ることができない門外不出のヴィーナスが、初来日。東京・上野の東京都美術館限定で観賞できる貴重な機会がやって来ます。
本展は、世界的にもっとも古い美術館のひとつであるカピトリーノ美術館の所蔵品を中心に、建国から古代の栄光、教皇たちの時代から近代まで、約70点の彫刻、絵画、版画等を通じて、「永遠の都」と称されるローマの歴史と芸術を紹介されます。
展覧会名:永遠の都ローマ展
会 期:2023年9月16日(土)~12月10日(日)
会 場:東京都美術館(東京・上野公園)
休 室 日:月曜日、9月19日(火)、10月10日(火)※ただし、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開室
開室時間:9:30~17:30、金曜日は 9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
観覧料(税込):【当日券】一般:2200 円、大学生・専門学校生:1300 円、65 歳以上:1500 円
◆土日・祝日のみ日時指定予約制(当日の空きがあれば入場可)
◆詳細は8月中旬頃、公式サイトに掲載予定
問い合わせ先:050-5541-8600(ハローダイヤル)
展覧会公式 HP:https://roma2023-24.jp
巡回予定:福岡市美術館 2024年1月5日(金)~3月10日(日)
※福岡市美術館では、《カピトリーノのヴィーナス》は出品されません。