生誕170年、SOMPO美術館で20年ぶりにゴッホ展が開催される。
花、日用品(食器や書物など)、楽器、死んだ狩りの獲物や魚、食べ物(果物、パン、チーズ、お菓子等)など、生命を持たず動かない物を描いた西洋絵画の分野を静物画という。古代ギリシャ・ローマ時代から、事物をリアルに表現した絵画は存在していたが、西洋美術史上、静物画がひとつの分野として確立するのは17世紀といわれている。
「静物画を見なければ、ゴッホは語れない」と言われるように、静物画でゴッホは独自のスタイルを身に付けた。本展では、《ひまわり》、《アイリス》をはじめとする25点のゴッホ作品が集結するとともに、名だたる画家たち(クラース、ドラクロワ、マネ、モネ、ピサロ、ルノワール、ゴーギャン、セザンヌ、ヴラマンク、シャガールなど)の静物画とともにゴッホが紹介される。
また、「ひまわり」に焦点をあてゴッホやその他の画家たちによる「ひまわり」を描いた作品も紹介される。
ゴッホと静物画─伝統から革新へ
会期:10月17日(火)~2024年1月21日(日)
会場:SOMPO美術館
開館時間:10:00~18:00(ただし11/17(金)と12/8(金)は20:00まで) *最終入場は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし1/8は開館)、年末年始(12/28~1/3)
展覧会公式サイト:https://gogh2023.exhn.jp/
*日時指定予約制を導入しております。
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)