ドイツのルートヴィヒ美術館の優れたコレクションは、館名に名を冠するルートヴィヒ夫妻や、ケルン市で弁護士として活躍したヨーゼフ・ハウプリヒなど、優れた市民のコレクターによる寄贈を軸に形成されました。ヨーロッパで最大級のポップ・アートのコレクション、ドイツ近代美術と同時代のロシア・アヴァンギャルド、世界で3本の指に入るピカソのコレクションや、写真史を網羅する写真コレクション、さらに世界各地の現代美術が収集されており、国際的にも評価の高い美術館です。本展ではそのルートヴィヒ美術館が所蔵する20世紀初頭から現代までの油彩や彫刻、立体作品、映像、写真を含む152点が展示されます。
本展が社会における美術館の意義や役割を考えるきっかけになるかもしれません。
『ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡̶市民が創った珠玉のコレクション』
会期:6月29日(水)~9月26日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室2E (港区六本木7-22-2)
会館時間:10:00~18:00 *毎週金・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休館日:毎週火曜日
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
展覧会HP:https://ludwig.exhn.jp