里親と幸せに暮らす息子に突然訪れたタイムリミット。彼らが選んだ未来とは。感動の実話がフランスからやってくる。
生後18ヶ月のシモンを受け入れた里親のアンナと夫のドリス。2人の息子とは兄弟のように育ち、幸せな4年半が過ぎようとしていた。ところが、実父のエディからシモンを手元で育てたいと申し出がきたのだ。さて家族はどうなったのか……。
監督は『ディアーヌならできる』(17)で第9回「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」映画監督審査員賞を受賞したファビアン・ゴルジュアール。自身が子どもの頃、両親が里親として、生後18ヶ月の子どもを迎え一緒に暮らした経験から着想を得ている。監督になった時から、ずっとこの物語を撮りたいと思い続け、今回、念願の映画化が実現した。 6歳のシモン役には演技初挑戦のガブリエル・パヴィが抜擢。愛情豊かな里親家庭と実父の間で揺れる姿を繊細に演じきった。里親のアンナにはセザール賞受賞女優のメラニー・ティエリー、夫ドリスには『キャメラを止めるな!』 (22)のリエ・サレム、実父のエディには『沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家』(20)のフェリックス・モアティら実力派が脇を固める。
『1640日の家族』
7月29日(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
監督・脚本:ファビアン・ゴルジュアール
出演:メラニー・ティエリー、リエ・サレム、フェリックス・モアティ、ガブリエル・パヴィ
配給:ロングライド
公式サイト:https://longride.jp/family/