30年間愛され続ける顔の見えるレストラン「黒板キッチン くいどうらく」
ドアを開けてみて店名に納得。壁一面を占める学校にあるような大きな黒板がメニューになっている。客から親しみをこめてチーフと呼ばれる無口で照れ屋の森久保行利さんと、ママさんと慕われる明るい厚子さんご夫婦のお店。以前はフランス料理の店だったとか。「長年通ってくださっている馴染みのお客様が多く、同じ様に年齢を重ねていくなかで、双方の年齢のことを考えると、自然とメニューも変わってきました。フランス料理に限らず自分たちが食べて安心できるものをお出ししたいということなんです」と厚子さん。
黒板には、胃袋を刺激する、しかもジャンルにはまらない料理の数々が並ぶ。ロールキャベツ、さんまのカルパッチョ ワサビ風味、エスカルゴと茸のブルゴーニュ風バゲット付き、豚足とベーコンのゼリー寄せビネグレットソースに、自家製焼きギョーザ、エスニックチキンカレー、どうらくめんという汁そばまである。7年前にフラッと入ったのがご縁の始まりという光石さんいわく「この店は何人かで来る店なんですよ。1品1品にボリュームがあるし、何といってもいろいろ食べてみたいですよね」と。
実家が農家ということで、使用している野菜はすべて無農薬。美豚のステークいちぢくソース1,900円、アボガド カニ入りポテトサラダ900円、砂ぎもとホーレン草のサラダ900円、穴子のフライ タルタルソース添え1,100円、豚足とベーコンのゼリー寄席ビネグレットソース900円、エスニックチキンカレー(タイ風)1,300円、自家製焼きギョーザ450円、光石さんも必ずオーダーするというどうらくめん840円など盛りだくさん。
黒板キッチン くいどうらく
[住] 世田谷区梅丘1-3-11 梅丘コーポ1F
[問] 03-3426-5277
[営] 17:00~22:00
[休] 火曜
*掲載時の内容ですので、営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。