new 26.02.02 update

茅ヶ崎市美術館【生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫 —その魂の召喚—】観賞券

 生涯にわたって古典的な写実表現を突き詰め、権威的な画壇と一線を画した〝孤高の画家〟とも呼ぶべき牧野邦夫の全貌を振り返る大回顧展が、青春時代を過ごした湘南の地である〈茅ヶ崎市美術館〉で、2026年3月31日(火)〜2026年6月7日(日) に開催される。

 昭和に改元される前年の大正14(1925)年に生まれ、昭和61(1986)年に没した牧野邦夫は、まさに「昭和という時代を生きた画家」である。昭和18(1943)年、東京美術学校(現・東京藝術大学)油画科に入学、伊原宇三郎、安井曾太郎から指導を受けるが、同20(1945)年5月に応召。翌年に復学し、同23(1948)年に卒業したのちは、特定の絵画団体などに所属することなく、個展を開催して発表を続けた。終生、権威的な画壇とは無縁だった牧野の作品は、美術館にはほとんど収蔵されず、個展を開催するたびに熱心な個人コレクターが収集し、その多くは秘蔵された。

 本展は生誕100年を記念した大々的な展覧会で、コレクターたちの秘蔵する作品により、昭和時代を駆け抜けた牧野の画業を振り返るとともに、その作品の意義を現代に問いかけている。牧野邦夫は、モダニズムなど眼中になく、終生、ある意味愚直に描き続けた画家であった。そんな彼の絵描き魂が召喚され、この令和の時代に、昭和の画家がよみがえる。

《黒い布つけた自画像》昭和50 (1975)年 個人蔵
《海と戦さ(平家物語より)》 昭和50(1975)年 個人蔵


生誕100年 昭和を生きた画家 牧野邦夫 —その魂の召喚—
会  期  2026年3月31日(火)~6月7日(日)
時  間  10時~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日  月曜日(ただし、5月4日は開館)、5月7日(木)
会  場  茅ヶ崎市美術館 (神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45)
観 覧 料  一般:1,200円、大学生:1,000円、市内在住65歳以上:600円ほか


観賞券プレゼント:2組4名様
応募〆切:3月25日(水)


応募する

新着記事

  • 2026.02.02
    老親へのプレゼントにも喜ばれそう!『老いてこそAI...

    応募〆切:2月28日(土)

  • 2026.02.02
    茅ヶ崎市美術館【生誕100年 昭和を生きた画家 牧...

    応募〆切:3月25日(水)

  • 2026.02.02
    フェイクドキュメンタリー映像の原点である『放送禁止...

    応募〆切:3月8日(日)

  • 2026.01.29
    第19回『東宝映画スタア☆パレード』三國連太郎 ひ...

    文=高田雅彦

  • 2026.01.29
    第69回【萩原朔美 スマホ散歩】風の日の記憶

    強く冷たい風を撮る

  • 2026.01.29
    松岡美術館「笑い滴る 春と夏の日本画名品選」観賞券

    応募〆切:2月27日(金)

  • 2026.01.29
    大ヒットドラマが映画『五十年目の俺たちの旅』となっ...

    中村雅俊「俺たちの旅」

  • 2026.01.27
    徳川慶喜、渋沢栄一ほか多くの歴史人を訪ねる谷中散歩...

    谷中さんぽを楽しむ

  • 2026.01.27
    【お出かけ情報】小田急多摩センター駅が新たにサンリ...

    小田急多摩センター駅がリニューアル

  • 2026.01.26
    12年ぶりの共演となる当世を代表する俳優、藤山直美...

    2月5日(木)~24日(火)

映画は死なず

特集 special feature  »

<特集>今、時代劇が熱い! 第三弾 主演北大路欣也が語る「三屋清左衛門残日録」~時代劇にはまだまだ未来がある~

特集 <特集>今、時代劇が熱い! 第三弾 主演北大路欣也が...

藤沢周平原作時代劇「三屋清左衛門残目録」の章

松田聖子デビューから45年、伝説のプロデューサー若松宗雄が語る誕生秘話〈わが昭和歌謡はドーナツ盤〉特別企画

特集 松田聖子デビューから45年、伝説のプロデューサー若松...

〈わが昭和歌謡はドーナツ盤〉特別企画

わだばゴッホになる ! 板画家・棟方志功の  「芸業」

特集 わだばゴッホになる ! 板画家・棟方志功の 「芸業...

棟方志功の誤解 文=榎本了壱

VIVA! CINEMA 愛すべき映画人たちの大いなる遺産

特集 VIVA! CINEMA 愛すべき映画人たちの大いな...

「逝ける映画人を偲んで2021-2022」文=米谷紳之介

放浪の画家「山下 清の世界」を今。

特集 放浪の画家「山下 清の世界」を今。

「放浪の虫」の因って来たるところ 文=大竹昭子

「名匠・小津安二郎」の生誕120年、没後60年に想う

特集 「名匠・小津安二郎」の生誕120年、没後60年に想う

「いい顔」と「いい顔」が醸す小津映画の後味 文=米谷紳之介

人はなぜ「佐伯祐三」に惹かれるのか

特集 人はなぜ「佐伯祐三」に惹かれるのか

わが母とともに、祐三のパリへ  文=太田治子

ユーミン、半世紀の音楽旅

特集 ユーミン、半世紀の音楽旅

いつもユーミンが流れていた 文=有吉玉青

没後80年、「詩人・萩原朔太郎」を吟遊す 全国縦断、展覧会「萩原朔太郎大全」の旅 

特集 没後80年、「詩人・萩原朔太郎」を吟遊す 全国縦断、...

言葉の素顔とは?「萩原朔太郎大全」の試み。文=萩原朔美

喜劇の人 森繁久彌

特集 喜劇の人 森繁久彌

戦後昭和を元気にした<社長シリーズ>と<駅前シリーズ>

映画俳優 三船敏郎

特集 映画俳優 三船敏郎

戦後映画最大のスター〝世界のミフネ〟

「昭和歌謡アルバム」~プロマイドから流れくる思い出の流行歌 

昭和歌謡 「昭和歌謡アルバム」~プロマイドから流れくる思い出の...

第一弾 天地真理、安達明、久保浩、美樹克彦、あべ静江

故・大林宣彦が書き遺した、『二十四の瞳』の映画監督・木下惠介のこと

特集 故・大林宣彦が書き遺した、『二十四の瞳』の映画監督・...

「つつましく生きる庶民の情感」を映像にした49作品

仲代達矢を映画俳優として確立させた、名匠・小林正樹監督の信念

特集 仲代達矢を映画俳優として確立させた、名匠・小林正樹監...

「人間の條件」「怪談」「切腹」等全22作の根幹とは

挑戦し続ける劇団四季

特集 挑戦し続ける劇団四季

時代を先取りする日本エンタテインメント界のトップランナー

御存知! 東映時代劇

特集 御存知! 東映時代劇

みんなが拍手を送った勧善懲悪劇 

寅さんがいる風景

特集 寅さんがいる風景

やっぱり庶民のヒーローが懐かしい

アート界のレジェンド 横尾忠則の仕事

特集 アート界のレジェンド 横尾忠則の仕事

60年以上にわたる創造の全貌

東京日本橋浜町 明治座

特集 東京日本橋浜町 明治座

江戸薫る 芝居小屋の風情を今に

「芸術座」という血統

特集 「芸術座」という血統

シアタークリエへ

「花椿」の贈り物

特集 「花椿」の贈り物

リッチにスマートに、そしてモダンに

俳優たちの聖地「帝国劇場」

特集 俳優たちの聖地「帝国劇場」

演劇史に残る数々の名作生んだ百年のロマン 文=山川静夫

秋山庄太郎 魅せられし「役者」の貌

特集 秋山庄太郎 魅せられし「役者」の貌

役柄と素顔のはざまで

秋山庄太郎ポートレートの美学

特集 秋山庄太郎ポートレートの美学

美しきをより美しく

久世光彦のテレビ

特集 久世光彦のテレビ

昭和の匂いを愛し、 テレビと遊んだ男

加山雄三80歳、未だ青春

特集 加山雄三80歳、未だ青春

4年前、初めて人生を激白した若大将

昭和は遠くなりにけり

特集 昭和は遠くなりにけり

北島寛の写真で蘇る団塊世代の子どもたち

西城秀樹 青春のアルバム

特集 西城秀樹 青春のアルバム

スタジアムが似合う男とともに過ごした時間

「舟木一夫」という青春

特集 「舟木一夫」という青春

「高校三年生」から 55年目の「大石内蔵助」へ

川喜多長政 &かしこ映画の青春

特集 川喜多長政 &かしこ映画の青春

国際的映画人のたたずまい

ある夫婦の肖像、新藤兼人と乙羽信子

特集 ある夫婦の肖像、新藤兼人と乙羽信子

監督と女優の二人三脚の映画人生

中原淳一的なる「美」の深遠

特集 中原淳一的なる「美」の深遠

昭和の少女たちを憧れさせた中原淳一の世界

向田邦子の散歩道

特集 向田邦子の散歩道

「昭和の姉」とすごした風景

あの人この人の、生前整理archives

あの人この人の、生前整理archives
読者の声
Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial
error: Content is protected !!